ブラックをつきぬけろ!

いくつものブラック企業を乗り越えてきた男が、 社会で頑張る人の背中を押すブログです。

食品工場で見たもの

こんにちは。

 

 

フードロス問題とは、食べられるものが

捨てられてしまうことである。

今では社会問題となっており、家庭や企業で

対策が講じられているとされている。



よくポスターやCMなどで呼びかけが
されているが、私は実体験からこの問題に
ついては思うところがある。

衝撃の光景

 

私は食品工場で働いていたことが

あるのだが、当時とある食品工場で

衝撃の光景を目の当たりにした。

 

 

・・・・・。

・・・・・。

・・・・・。

 

 

なんだこれ

 

 

捨てる。

捨てる。

どんどん捨てる。

捨てた量を大会で競っているのでは?

と思われるほどにどんどん捨てる。

 

 

「この食材やっぱり使いませんでしたー。」

 

「あーそう、じゃあ廃棄ね。」

 

 

築かれる食材という名のゴミの山。

この世には知らないほうが幸せなことも

あるのだ。

 

 

これはこの会社が特別なのではない。

日本全国、いや世界中できっと

同じことは起こっている。

 

 

私は確信した。

そうか、フードロス問題というのは

今まで捨てていたものの割合を

家庭や企業で減らそうということではなくて

フードロスの全体の99%はどうしようも

ないことで、残りの1%について何とか
しようという問題だったのだ。

 

言うは易し、行うは難し


私が見てきた限り廃棄すべき食材を
再利用するというのは、口で言うのは
簡単だが色々と面倒なようだ。

 

 

食品を再利用するための手続き、

どれをどのように処理するか、

そのための安全対策はどうするか、

そのためのコストは?

 

 

つまるところ、

食材を捨てた
ほうが
楽だし
金がかからない。

 

 

資本主義という枠組みの中では
食材を捨てたほうが逆にコストカットに
なるし、いいことずくめなのである。

食べられるものを捨てたら違法ねとか
罰則ねという法律はないのだから。

 

 

一応食品ロス削減推進法、

食品リサイクル法といった法律は

あるにはあるようだが、

食品を捨てること自体は違法ではない。

 

 

ざっくりといってしまえば

これらの法律の中身は

 

「フードロスしないように

がんばろうよ!」

 

に過ぎない。

 

 

ザル法とまで言うつもりはないが、

努力目標のようなものである。

 

 

フードロス問題を企業が解決したとしても

誰もお金はくれない。

ほめてくれるだけだ。

ほめられるだけでは従業員は養えない。

本音と建前というやつである。

真のフードロス対策とは

 

もしも国が本気でフードロスに取り組む

意思があるのなら

 

 

捨てていいのは企業ごと年間何トンまでね!

それ以上捨てたら違法ね!

 

 

という法律を作るしかない。

できることからはじめようというのであれば

それこそが小さな一歩である。

 

 

だがおそらく実現はしないであろう。

なぜなら面倒だから。

金がかかるから。

目先の利益こそ人間が抗えない
魔性の力の権化であり、人類最大の
敵なのだ。

会社とは利益をあげることが使命である

以上、どうしても利益を削ることは
後回しである。

 

私の結論


結論は法律である。

法律で企業にやらせるしかないのだ。

もちろん国が企業の利益を奪おうと
いうのだ、猛烈な反発に遭うだろう。

 

 

企業に痛みを、そして国みずからに

痛みを伴わせる覚悟が問われて
いるのである。

 

 

結論を言えば

フードロス

問題とは、

国がどれだけ

本気になるかが

全てである。

 

 

 

 

それじゃ。

最強のストレス解消法

こんにちは。

 

 

現代社会は何かとストレスがたまる。

ストレスがたまりすぎると、

心と身体に深刻な被害が出ることがある。

 

 

ちなみに私はストレスがたまりすぎた

ことによって肺炎から気管支炎という
病気を併発し、全治2ヵ月になった
ことがある。

その時は健康は大切だと身をもって知った。

それ以来ストレスを極力ためないように

心掛けるようになり、今ではストレスが
たまりにくくなったように感じる。

 

 

今回は私が試したうち最も効果のあった
ストレス解消法をお伝えしたい。

参考になれば幸いです。

 

結局コレが一番

 

もったいぶるほどでもないので

さっそく結論から。

 

 

最強のストレス解消法

それは、

 

 

寝る

 

 

である。

 

 

・・・・・。

・・・・・。

・・・・・。

 

 

今にも

 

「そんなの知ってるよ!」

 

「当たり前じゃね?」

 

「寝たって意味ないよ!」

 

こんな声が聞こえてきそうだが、

よければもう少しだけお付き合い

いただきたい。

 

ホントに寝られてる?

 

まず最初にお伝えしておきたいのが

私が思うに睡眠こそストレス解消法の

基本中の基本であるということである。

 

 

今はネット社会なので調べれば山のように
ストレス解消法は出てくる。

だが少し考えてほしい。

それらのストレス解消法の記事に

優先度というものは明記されて
いるだろうか?

 

 

これでアナタも

ストレス知らず!

ストレス解消法7選!

 

 

こういう見出しの記事はいくらでも

見受けられるが、

こう思ったことはないだろうか?

 

 

「それで結局

何すればいいのさ?」

 

 

私が勝手に優先順位をつけさせて

いただく。

 

 

とにかく寝て。

 

いっぱい寝て。

 

ぐっすり寝て。

 

 

適度な運動、

好きなことをする、

日光を浴びる、

 

いろいろネットや書籍で言われているが

 

 

 

全部

睡眠ありき。

 

 

睡眠不足なうえで様々な対処法を試みても

ほとんど効果がないことだけは強調したい。

 

最低8時間(個人の感想)

 

いまのご時世ネットで少し調べれば

医学的見解から有用な記事が山のように

出てくる。

 

 

もちろん私は専門家ではないので、

私の主張に医学的根拠はない。

あくまでも私の体験談であり

有用性を保証できるものではない。

 

 

だが確実に言えることは

私は睡眠は8時間はとらないと

元気が出ない。

4時間でも6時間でもだめなのだ。

 

 

8時間より長く眠ることについては

何とも言えないが

私の場合は8時間よりも9時間、

9時間よりも10時間眠った方が

身体の調子はいい。

 

 

ストレス解消法とはまず第一に

しっかり睡眠をとり、それでも
だめなら他の方法を探せば

いいのではないだろうか。

しっかり寝て体に害になることは

さすがにないであろうから。

 

まとめ

 

とにかくストレスを感じたときも

そうでないときもいっぱい寝るのが
おすすめ。

 

 

不眠症なんですとか、仕事が忙しくて
睡眠時間がとれませんとか

こういう人は環境を変えたり

医師の診察を受けたりなどして

しっかり寝られるようにした方が
いいと思う。

 

 

しっかり

眠れていれば

大抵のことは

何とかなるし

 

 

寝不足を侮ると

深刻な健康被害

でるよ。

 

 

 

 

それじゃ。

人間関係で落ち込んだら

こんにちは。

 

 

人間関係で悩む人は多いと思う。

極端な話、落ち込んだり悩んだりするのは

ほとんどが人間関係の悩みだったりする。

仕事がうまくいかないとか、

金銭的な不安とか、それでも人間関係が

良好なら大抵何とかなるものである。

 

 

私も悩んだことはたくさんあった。

悩みすぎてストレスで身体を壊したことも
あった。

でも色々あって考え方を変えるように
なってからは、人間関係で悩むことは
ほとんどなくなった。

 

 

同じような悩みを抱えている人は

よければ参考にしてみてほしい。

 

 

①十人十色

 

 

あの人と気が合わない。

他の人とうまくいかない。

 

 

違う。

違うのだ。

 

 

自分と合わない人がいるのは当然のこと。

合わなくて当たり前なのだ。

 

 

あの人が悪いとか誰が悪いとか

そういう単純な問題ではない。

合わない人がいるのは自然なこと。

 

②人の良いところを探す

 

欠点のない人間などいない。

欠点があって当たり前。

 

 

人の欠点を探そうとすると

知らないうちに自分の欠点を

覗くことになる。

 

 

これは決して建設的ではない。

自分を嫌いになるきっかけにも
なりかねない。

人の良いところを探せば
嫌な気持ちも和らぐ。

リスペクトの精神である。

 

③相手が100%悪いことはほぼない

 

たとえ相手がほとんど悪い、

9割相手が悪いとしても

自分も1割非があるのなら

それはお互い様ともいえる。

 

 

相手が悪いではなく、

自分も悪かったなぁと思うことで
逆にこちらの気が楽になるものである。

 

まとめ

 

私の経験上、こちらの精神が病むときは

負の感情に押しつぶされるときである。


相手を悪く言うとき、自分のことも

悪く言っているのだ。

 

 

相手に敬意を払うことがまわりまわって

自分に敬意を払い、自分の心を

守ることにもなる。

 

 

えっ?

あの人は私にだけつらくあたる?

あの人には良いところが1つもない?

あの人が絶対に100%悪い?

 

 

・・・・・。

・・・・・。

・・・・・。

 

 

転職してください。

引っ越してください。

絶縁してください。

 

 

 

 

それじゃ。

通勤途中の異様な光景

こんにちは。

 

 

先日車で通勤途中、とある異様な

光景が目に留まった。

 

 

「おはようございます!」

 

「お仕事頑張ってください!」

 

 

スーツを着た20代くらいの男女が

20人ほど一列に並び大声を発して
いるのだ。

信号待ちにさしかかり停車した後、

その異様さに思わず目を奪われた。

 

こわっ!

 

はじめは選挙の街頭演説や遊説の
ようなものかと思ったが明らかに
それらとは違う。

 

 

選挙ならば候補者のたすきをかけていたり

候補者の名前がわかるようにしていたり

するものだが、そういったものは
見当たらない。

そもそも今は選挙期間中ではない。

 

 

他の車の運転手も困惑しているようだ。

当然である。

どこかの会社の新人研修のような

ものだろうか。

 

 

若者たちの目はうつろで覇気がない。

あきらかに強制的なものを感じる。

少なくとも私にはそう見えた。

 

そういえば自分も

 

思い返せば私もとあるブラック企業
新人研修で大声をあげる試みをさせられた。

もっともそちらは街中ではなく建物内では
あったが。

当時の研修は1週間程度行われ、

最終日には教官たちが涙ながらに語るのだ。

お前たちよくがんばったと。

 

教官は号泣。

研修生も号泣。

私は困惑。

 

私の場合はちょうどそれが新卒で
はじめての会社だったので

ああ、社会人とはこういうものなのか

感動したふりくらいはするべきなのかなと

複雑な気持ちになったものだ。

 

心の底から疑問


ブラック企業の経営陣というものは

これらの試みが本当に何かの役に立つと

思っているのだろうか?

嫌味とか皮肉ではなく本心から聞いてみたい。

 

 

もしこれらが何らかの効果をあげるとしたら

それは個人の感情を麻痺させる目的以外に

ないと思うのだが。

 

 

そしてそれが目的ならばあまりに
短絡的ではないか?

そんなものは付け焼刃と言わざるを得ず、

その手のドーピングなどおそらく1年と
保たない。

それどころか心身に深いダメージを負う

リスクすらある。

ハイリスクローリターンもいいところである。

 

 

私は目先の利益というものは人間の最も
好むものであり、人類最大の敵であると
思っている。

 

 

かくいう俺も目先の利益という悪魔の誘惑に
絶対に負けないという自信はない。

何しろこその誘惑を全人類が完全に

断つことができれば、争いというものは
この世からなくなるからだ。

 

そうこうしていたら

 

・・・・・信号が青になる。

私はそんなことを思いながら

過去の自分をフラッシュバックさせ

懐かしむと同時に、この光景を
反面教師として目先の利益に可能な限り

負けないようにしたいと気を
引き締めるのであった。

 

 

 

 

それじゃ。

丸投げ転職のすすめ

こんにちは。

 

 

仕事がきつい。

辞めたい。

転職したい。

 

 

こう思うことは皆さん一度や二度では

ないかもしれない。

 

 

いざ転職しよう!と思っても

 

「転職って具体的にどうやるの?」

 

という疑問が残る。

 

 

今回はそんな人向け記事となっております。

参考になれば幸いです。

 

ハローワーク

 

求人といえばまずはハローワーク
日本全国に設置されている国が運営する
雇用サービスです。
現地で求人検索ができます。
また、お手元のパソコンやスマホでも
求人検索ができます。
誰でも無料で利用できます。

ハローワークのよいところ


ハローワークの一番の長所は

 

「求人件数の多さ」

 

ということが挙げられる。

 

 

なぜ求人件数が多いか?

その答えは

 

「求人掲載料が無料」

 

だからである。

 

 

お金に余裕のない会社や

広告費を節約したい会社に

やさしいサービスなのである。

 

 

求人件数が多いということは

自分の希望する条件の

案件が掲載される確率は上がる。

 

ハローワークの欠点

 

ハローワークは公共事業ということで

掲載料が無料。

ハローワークには多くの求人が集まる。

 

 

ということは、

裏を返せば・・・・・。

 

やべー会社も

集まりやすい

 

ということもいえる。

 

 

特にブラック企業と呼ばれる会社が
多いのも、このハローワーク求人である。

 

 

奴らの目論見はわかっている。

 

 

奴らは最小限の費用で

最大限の効果を

あげたいのだ。

 

 

会社にお金がないから

ブラック企業になるのか、

ブラック企業だから

お金が無くなるのか。

 

 

ニワトリと卵論はさておき

ハロワ案件にブラック企業

比較的多めだということだけは

お伝えしたい。

 

 

そして求人の良しあしもさることながら

もっと重要なことがある。

それは・・・・・。

 

 

だるい

面倒くさい

 

 

である。

 

「ハロワとか行くのこわいなぁ。」

 

「忙しくてハローワーク

営業時間内にいけないよ。」

 

こんな人もいるかもしれない。

 

 

なにも転職に慣れている
人ばかりではないし、時間に余裕の
ある人ばかりではない。

私も、気持ちは
ものすごくよくわかる。

ハローワークは就職活動に慣れている人が

使うぶんにはよいのだろうが、

あくまでも最低限のことしかしてくれない

ともいえる。

 

 

こんなことを言うと社会人としての自覚とか

転職を甘く考えるなとかその手のことを
言う人もいるかもしれないが、


だるいものはだるい。

面倒なものは面倒。

忙しいものは忙しい。

 

 

そこでもうひとつの選択肢として
実際に私も何度も活用したサービスを
紹介したい。

 

エージェントサービス

 

なにそれ?

という人のために超ざっくりと説明すると

 

就職するまでに専任の
担当者がついて

自分が面接に行く以外は

全部やってくれる

おまかせプラン

 

である。

一言でいうと、

これ

メッチャ楽。

 

ほんとに丸投げできる。

求人は自分で検索してもいいし、

アドバイザーと呼ばれる人に

見つけてもらってもいい。

 

 

面接の段取りもアドバイザーが
組んでくれる。

履歴書の書き方や面接のアドバイス

などもしてもらえる。

 

ハローワークとの違い

 

そしてハロワとエージェントサービスとの

決定的な違いがひとつ。

ハロワと比べて

ブラック企業の割合が

比較的少ない。

 

これはなぜかというと、
エージェントサービスに求人を
掲載する企業は掲載料というものを
払っているからである。

採用の前にすでに企業はコストを
かけているので、コストをかけている
以上会社の本気度が違うのである。

中にはブラック企業もないことは
ないだろうが、圧倒的に比率が低い。

 

「でもお高いんでしょう?」

 

と思う人もいるかもしれないが

実はこのサービス

すべて無料で利用できる。

 

なぜ無料で利用できる?

 

このカラクリも単純明快。

 

①企業はエージェント会社に

広告の掲載を依頼する。

 

②エージェント会社は就職希望者と

企業とのマッチングを請け負う。

 

③マッチング成功で企業は

エージェント会社に報酬を支払う。

いわゆる成果型報酬である。

 

 

なので三方よし

Win-Winの関係が成り立つ。

 

 

もちろんエージェントサービスは

ハローワークのような公共事業とは違うので

営利企業である以上案件をそれなりに
勧めてくる傾向もあるにはあるが、

まぁWin-Winの範疇といえよう。

 

 

さらに近年はスマホやPCを使った
リモート面談によってエージェントと
利用者の手続きもさらにスムーズになった。

 

 

私がエージェントサービスを利用していた
ころはリモートの概念がなかったので
東京の本社まで行って登録した

ものであるが、今ならスマホひとつで
登録完了。

実に便利になった。

 

 

個人的に良いと思うところは

何しろ無料で使えるというのがいい。

気に入らなかったら使わなくてもよいのだ。

 

おすすめエージェントは?

 

エージェントサービスが気になった方は

リクルートエージェント」

 

あるいは

Doda転職」

 

で検索してみてほしい。

どちらも私が実際に使ったことのある

エージェントサービスである。

 

 

どちらも一長一短があるが

どちらもオススメである。

機会があったらこの両者の比較なども
してみたいと思う。

 

 

 

 

それじゃ。

会社を辞めるときの魔法の言葉

 

こんにちは。

 

 

「会社を辞めたい。」

 

 

と思ったときに

 

 

「どうやって辞めるの?」

 

 

で悩む人は多いと思う。

 

 

通常会社を辞めることに慣れている
人というのは少ない。

私も最初は会社を辞めるとき
何を言ったらいいのかさっぱり
わからずに不安だった。


今回は私の実体験から学んだ、
会社を辞めようか検討している人の
ためのテクニックを紹介したい。


説得されたら丸め込まれちゃうかも・・・。

という人は参考にしてほしい。

引き留めに負けない


会社を辞めようと自分の意思を伝える際、
大抵の場合あの手この手で社員を引き止めに
かかってくる。

会社側としてはできることならば何とかして
会社を辞めるのをやめさせたい。

 

 

こういう場合は何が起こるかというと

実にネチネチとした説得が始まる。
特にブラック企業と呼ばれるものの場合
その度合いは尋常ではない。


みすみす獲物を逃そうものなら査定にも
響くであろうから、相手も命懸けである。

こちらに事前準備がないと相手の執拗な
説得に丸め込まれてしまう恐れがある。

 

 

ちなみに私の場合は、とあるブラック企業
辞めるときに尋常でない説得を受けた。

まさにこのまま家に帰れると思うなよ

と言わんばかりの説得である。

もはや取り調べ。

 

 

ただし、事前に当時の先輩に

説得されても辞めることができる

方法というのを伝授されていたので

なんとかやり過ごすことができ

無事退職できた。

実践編


「お前このまま辞めたら

社会の底辺になるぞ!」

 

「ウチにはお前が必要なんだ!」

 

「お前の将来のためを

思っているんだよ!」

 

 

エトセトラエトセトラ。

 

 

今となっては心のこもっていない

うわべだけのセリフを、よくもまぁ

吐き続けられるものだと感心するが、

当時はそんなことは知らないし

知識や経験もないのでひょっとしたら
引き止められていたのかもしれない。

 

 

だが私には先輩に教わった魔法の
言葉がある。

まずは相手の説得がひと段落するまで

黙って話を聞き続ける。

 

 

そして、こちらが言葉を発するターンが

必ず回ってくるのでそこでこう言う。

 

 

「ありがとう

ございます。」

 

 

この一言がとても重要。

 

 

あなた方に恨みはありませんよ。

感謝しかありませんよ。

というアピールである。

 

 

もちろん心の底でははらわた
煮えくりかえっていたとしても

じっと我慢してありがとうを言う。

 

 

そして間髪入れずに

 

「ですが、もう決めた

ことなので。」

 

 

こう言う。

 

 

すると何が起こるか。

相手は説得が足りないとみて

再度鬼のような説得をしてくる。

間違いなく。

 

 

5分10分、あるいはそれ以上

徹底的に追い込んでくるはず。

ここで大事なのは黙って話を聞くこと。

 

 

すると必ずまた相手の説得がひと段落し

こちらの意思を聞いてくるターンが来る。

 

 

そこまでは黙って話を聞く。

そしてまた繰り返す。

 

 

「ありがとう

ございます。」

 

「ですが、もう決めた

ことなので。」

 

 

このループを何回でも繰り返す。

私の場合はこのセットを3回繰り返した。

 

 

その後どうなったか。

私の説得を担当した常務と呼ばれる

人物が、専務と呼ばれる自分より役職が
上と思われる人物に電話をかけ始めた。

 

 

「お疲れ様です。●●です。」

 

「・・・・・はい。」

 

「・・・・・はい。」

 

「今源二郎と話をしておりまして。」

 

「・・・・・はい。」

 

「・・・・・はい。」

 

 

「すみません。

無理です。」

 

 

相手が折れた瞬間である。

嘘みたいに効果てきめん


このケースで何が重要か?

それは

 

 

話しても無駄

 

 

と思わせることである。

 

 

相手も別に暇なわけではない。

説得したら考え直す可能性が

あるかもしれないから

説得してくるのだ。

 

 

よって説得に応じる可能性ゼロだと

判断させればいいのである。

 

 

もちろん相手に真っ向から向き合い

自分の意思をはっきりと示せる人には

この手のテクニックは必要ないかも
しれない。

 

 

だが相手はブラック企業

相手を丸め込むプロである。

備えあれば憂いなし。

隙をみせれば取り込まれてしまう。

 

 

今回のテクニックを覚えておけば

辞めるにあたっての心配事のうち

引き止められるかもしれない、ということに

頭のリソースを割かなくてよくなるので

気が楽になるはず。

 

 

特にあまり自分を強く出すことが

得意でない人にはぜひオススメしたい。

 

 

 

 

それじゃ。

人から好かれる方法

こんにちは。

 

 

仕事において最も重要なものは

なんだろうと考えたとき

やはり人間関係なのではないかと思う。


給料が安いとか仕事がきついとか

会社がブラックだとか

それでも人間関係がよかったら

意外と何とかなる。

 

 

そこで今回は私の実体験をもとに

職場の人に好かれる方法をお伝えしたい。

 

 

ちなみに特定の人をターゲットにするとか

全員に好かれるというのは難しい。

 

 

正確には

 

「たくさんの人に

好かれやすくなる」

 

といった感じ。

 

逆転の発想

 

それでは本題。

 

 

好かれやすくなる方法

それは

 

みんなに

嫌われてもいい

と思うこと

 

である。

 

 

・・・・・。

・・・・・。

・・・・・。

 

 

ぱっと見矛盾しているように見えると
思われるので解説していきたい。
よろしければお付き合いください。

 

私の体験談

 

私は以前とある業界で営業を

やっていたのですが、

当時は職場でみんなに好かれよう

みんなの役に立とうと思って

一生懸命頑張りました。

明るく元気よくふるまって仕事も

真面目に一生懸命頑張りました。

その結果・・・・・。

 

 

・・・・・。

・・・・・。

・・・・・。

 

 

職場のほぼ全員から

嫌われて

 

お客さんから

クレームの嵐だった。

 

 

まったく意味が分からなかった。

やることなすことすべて裏目裏目

 

 

上司からは

 

「鬱陶しいやつ」

 

と言われ

 

 

お客さんからは

 

「担当を変えてくれ」

 

と言われた。

 

 

挙句の果てには

 

「おたくの営業が

公園で昼寝していたぞ

どうなってるんだ!」

 

 

ってクレームまでいただいた。

 

 

もちろん寝てなんかいない。

公園でトイレに寄っただけ。

運まで最悪だった。

 

そしてやる気ゼロへ


疲れ果てて色々と絶望した私は

もう会社を辞めようと思った。

 

 

正確にはもう辞めてもいいや

クビになってもいいや

ってやけになった。

 

 

もういいんだ。

もうどうでもいいよ。

クビにしたけりゃしろよ。

 

 

適当にやってやる。

もう知らん。

頑張るのやめる。

 

 

勝手にしろよ。

もうどいつもこいつも

知ったことか。

 

 

こんな感じで無気力脱力身勝手

わがままの限りを尽くした。

さあいつ私をクビにしてくれるんだって

逆に楽しんでいた。

 

 

それからしばらく経っても

私はなぜかクビにはならなかった。

信じられないことに逆のことが起こった。

 

 

上司からは

 

「あいつは頑張ってる」

「大したやつだ」

 

お客さんからは

 

「源二郎さんがいないと

始まらないよ」

 

「あの人をうちの

担当にしてくれ」

 

成績もなぜかうなぎのぼりで、

私のいた支店が成績トップになったり

個人実績で表彰されたりなど謎の現象が

起こった。

 

 

意味がわからなかった。

何が起こったのかわからなかった。

 

 

なんであんなに一生懸命頑張った時は

最悪といっていいほどひどい有様で

適当の限りを尽くしたらみんなに

ほめられるのか。

 

 

もちろんたまたまだと言ってしまえば

それまでだが、たまたまで片づけて

しまうにはあまりにも出来すぎている。

 

 

それから色々考えて

ひとつの結論にたどり着いた。

 

 

それが

 

「嫌われてもいいや

と思うこと」

 

だったのだ。

 

考察すると

 

経験ある人も多いとは思うが、

人から好かれる人というのは

 

「すごい人」

「あこがれる人」

「面白い人」

「楽しい人」

 

など様々な要因があると思う。
その反面例えば

 

「いい人」

「マジメな人」

「一生懸命な人」

 

こういうのは要するに

 

無味無臭

 

なのだ。

空気なのである。

 

 

→印象に残らない人

→いてもいなくてもいい人

 

 

になってしまうのである。

 

 

周りの人たちも

馬鹿ばっかりじゃないから

そういうのはわかるのだ。

 

 

言い替えれば

 

「無個性」

「つまらない」

「空気」

 

である。

 

 

よくよく考えれば

こんな人が周りに好かれるわけがない。

 

 

私が最初に言った嫌われてもいい

というのは要するに適当とかいい加減などの
マイナス要素があったとしても、それ以上に
その人独自の個性が光るほうが人間関係に
おいては重要ということなのだ。

みんなはそういうものを魅力に感じるのだ。

 

 

私の場合は私が無意識に作った適当キャラが

ウケたということであろう。
もしくは肩の力が抜けたことによって
自然体で接することができたのかも
しれない。

 

 

適当にやっていたのにやる気ゼロだったのに

何故か頑張ってることにされたのだから
不思議なものである。

 

 

悪名は無名に勝るなんて言葉があるが

無個性な人は魅力ゼロということなのだ。

悲しいかな真面目で一生懸命というのは
私が思うには社会の上では価値ゼロ
なのである。

 

ネットや書籍で社会人は

真面目で一生懸命が大事のような

ことが書いてあったりするが、
私みたいに職場の全員に嫌われて
お客さんからクレームの嵐に
なる恐れもあるのでおすすめはしない。

 

まとめ

 

私は仕事というものはある意味

適当でいいのだと思う。

もちろん適当というのは無責任とは

また違うものである。

 

自分がやる気を

出すことと、

周りからやる気が

あると思われることは

全く関係ない。

 

 

 

 

それじゃ。