ブラックをつきぬけろ!

いくつものブラック企業を乗り越えてきた男が、 社会で頑張る人の背中を押すブログです。

会社を辞めるときの魔法の言葉

 

こんにちは。

 

 

「会社を辞めたい。」

 

 

と思ったときに

 

 

「どうやって辞めるの?」

 

 

で悩む人は多いと思う。

 

 

通常会社を辞めることに慣れている
人というのは少ない。

私も最初は会社を辞めるとき
何を言ったらいいのかさっぱり
わからずに不安だった。


今回は私の実体験から学んだ、
会社を辞めようか検討している人の
ためのテクニックを紹介したい。


説得されたら丸め込まれちゃうかも・・・。

という人は参考にしてほしい。

引き留めに負けない


会社を辞めようと自分の意思を伝える際、
大抵の場合あの手この手で社員を引き止めに
かかってくる。

会社側としてはできることならば何とかして
会社を辞めるのをやめさせたい。

 

 

こういう場合は何が起こるかというと

実にネチネチとした説得が始まる。
特にブラック企業と呼ばれるものの場合
その度合いは尋常ではない。


みすみす獲物を逃そうものなら査定にも
響くであろうから、相手も命懸けである。

こちらに事前準備がないと相手の執拗な
説得に丸め込まれてしまう恐れがある。

 

 

ちなみに私の場合は、とあるブラック企業
辞めるときに尋常でない説得を受けた。

まさにこのまま家に帰れると思うなよ

と言わんばかりの説得である。

もはや取り調べ。

 

 

ただし、事前に当時の先輩に

説得されても辞めることができる

方法というのを伝授されていたので

なんとかやり過ごすことができ

無事退職できた。

実践編


「お前このまま辞めたら

社会の底辺になるぞ!」

 

「ウチにはお前が必要なんだ!」

 

「お前の将来のためを

思っているんだよ!」

 

 

エトセトラエトセトラ。

 

 

今となっては心のこもっていない

うわべだけのセリフを、よくもまぁ

吐き続けられるものだと感心するが、

当時はそんなことは知らないし

知識や経験もないのでひょっとしたら
引き止められていたのかもしれない。

 

 

だが私には先輩に教わった魔法の
言葉がある。

まずは相手の説得がひと段落するまで

黙って話を聞き続ける。

 

 

そして、こちらが言葉を発するターンが

必ず回ってくるのでそこでこう言う。

 

 

「ありがとう

ございます。」

 

 

この一言がとても重要。

 

 

あなた方に恨みはありませんよ。

感謝しかありませんよ。

というアピールである。

 

 

もちろん心の底でははらわた
煮えくりかえっていたとしても

じっと我慢してありがとうを言う。

 

 

そして間髪入れずに

 

「ですが、もう決めた

ことなので。」

 

 

こう言う。

 

 

すると何が起こるか。

相手は説得が足りないとみて

再度鬼のような説得をしてくる。

間違いなく。

 

 

5分10分、あるいはそれ以上

徹底的に追い込んでくるはず。

ここで大事なのは黙って話を聞くこと。

 

 

すると必ずまた相手の説得がひと段落し

こちらの意思を聞いてくるターンが来る。

 

 

そこまでは黙って話を聞く。

そしてまた繰り返す。

 

 

「ありがとう

ございます。」

 

「ですが、もう決めた

ことなので。」

 

 

このループを何回でも繰り返す。

私の場合はこのセットを3回繰り返した。

 

 

その後どうなったか。

私の説得を担当した常務と呼ばれる

人物が、専務と呼ばれる自分より役職が
上と思われる人物に電話をかけ始めた。

 

 

「お疲れ様です。●●です。」

 

「・・・・・はい。」

 

「・・・・・はい。」

 

「今源二郎と話をしておりまして。」

 

「・・・・・はい。」

 

「・・・・・はい。」

 

 

「すみません。

無理です。」

 

 

相手が折れた瞬間である。

嘘みたいに効果てきめん


このケースで何が重要か?

それは

 

 

話しても無駄

 

 

と思わせることである。

 

 

相手も別に暇なわけではない。

説得したら考え直す可能性が

あるかもしれないから

説得してくるのだ。

 

 

よって説得に応じる可能性ゼロだと

判断させればいいのである。

 

 

もちろん相手に真っ向から向き合い

自分の意思をはっきりと示せる人には

この手のテクニックは必要ないかも
しれない。

 

 

だが相手はブラック企業

相手を丸め込むプロである。

備えあれば憂いなし。

隙をみせれば取り込まれてしまう。

 

 

今回のテクニックを覚えておけば

辞めるにあたっての心配事のうち

引き止められるかもしれない、ということに

頭のリソースを割かなくてよくなるので

気が楽になるはず。

 

 

特にあまり自分を強く出すことが

得意でない人にはぜひオススメしたい。

 

 

 

 

それじゃ。